キッズプランナーさんはかなり以前からCOMUGICOに協力してくださっている団体だ。子ども全般を対象とした活動をしており、支援児のためのオンライン コミュニティ「NICO」 も運営している。

キッズプランナー は、全国の子育て支援者と ご家族と共に、子どもたちの笑顔が溢れる社会を目指し、 歌のお姉さん歌のお兄さん子育て支援者の事務所として主に教材の開発、ファミリーコンサート、保育者研修を行っております。 また、入院児のためのイベントや障がい児のための親子ふれあいコンサートを含め様...

おなじ病気で頑張っている仲間たちと情報を共有しませんか? 子ども同士繋がって、うたや、おはなし、おえかきなどで一緒に遊びませんか? 「心理的安全性」を高めるために、会員制のコミュニケーションツールにしました。 個別最適な[遊び]と[学び]の提供 入院児┆病児┆障害児のための教材開発 小児科病...
以前の記事にも記したが、ムギコはキッズプランナー代表の若井さんにゾッコンなのだ。超が付くほど人見知りのムギコだが、若井さんとのオンラインによる様々な打ち合わせには嬉々として参加している。
ただ、ムギコは実際に対面したことはなかった。(私は一度イベントでお会いしている)
20250201
ファミリーコンサートin武蔵野
「謎解き ヒラメキ 歌って踊ろう ハチャメチャ大冒険」


今回のイベントはなんと無料。キッズプランナーさんの単独ステージだ。
しかも我が家からほど近い三鷹にある「武蔵野文化会館」。ホームページのアクセスによるとバスに20分ほど揺られた後、15分の徒歩だ。
病後の運動不足で体力がほぼゼロのムギコに歩ききれるだろうか。
早めに行っていい席を確保したいと強く主張するムギコに押され、順調に行けば開場1時間前に着いてしまう時間に出発した。
自宅前のバス停からタイミングよく乗ったバスはガラガラで座ることができ、今日は幸先がいいねと喜んだ。娘も久々の路線バスが嬉しいらしくニコニコとご機嫌だ。
昼食にはまだ早いので、帰りに何を食べようかと三鷹の駅前を移動しながら食べ物屋を見て回る。
様々なメニューや店先の匂いに刺激されたのか娘の腹減ったアピールが始まった。
早めの行動だったが何かゆっくり食べるまでの時間はない。
「このまま機嫌悪くなると会場で困っちゃうよね。」
ムギコの言う通りだ。
仕方なく目の前の喫茶店に入り娘にホットドッグと各自の飲み物を注文した。
せっかく早く家を出たのに結構ギリギリになってしまいそうだ。
空腹を満たしてご満悦の娘と手を繋ぎ、駅前からの広い歩道を進む。ムギコの体力も少し回復したようだ。徐々に道は狭くなり、住宅街となった。
「武蔵野文化会館」に着くともう会場には沢山の親子連れが来場しており、席を確保できるか心配になる。
「実は今日観に行くって若井さんに言ってないんだよね。」
予め参加を伝えると気を遣わせてしまうので申し訳ないというのがムギコの言い分だ。
たしかに本番前のバタバタしている時に、知り合いに挨拶に来られても迷惑かもしれない。
そのくせ、ムギコはばったり会うことを少し期待しているようで、ロビーでキョロキョロソワソワしている。
受付を済ませホールへ入ると、見やすい席はあらかた埋まってしまっていたが、三人並べる席が最前列の最上手側に残っていた。
娘の座高では少々見辛そうなので3人のダウンジャケットをエコバッグに詰め、即席のクッションを作り嵩上げした座席に娘を座らせた。
いよいよ開演だ。
子どもたちの見事なダンスパフォーマンスでグッと心を掴まれたあと、ストーリーがはじまる。
スクリーンに映し出されたアニメやイラストを使い役者さんが様々な楽しい謎解き・クイズやちょっとレトロなドット絵のキャラクターが横スクロールで移動する体感ゲームなどを織り込み、客席を巻き込みながら物語が展開していく。
ステージを左右に大きく移動する演者のモエさんがちらっとこちらを見た気がした。
私はモエさんを見知っているが、先方は私の顔を知らないはずだ。もしかしたら私たちがCOMUGICOロゴがプリントされたトレーナーを着ていたので、それに気がついてくれたのかもしれない。
観客参加のシーンが多く、娘も手拍子したり、最前列前のスペースで体を動かしたりと楽しんでいる。
とても無料とは思えない充実した舞台で家族全員大満足であった。
終演後、会場を出るとロビーで演者さんたちが観客へのファンサービスに出てきてくれた。
ごった返すロビーでは後ろに並ぶ他の家族も大勢いたため、2,3言声を掛けるだけであったがなんとか演者の方々にご挨拶をすることができた。やはりモエさんは舞台上から我々のことを見つけてくれていたようだった。
結局若井さんには会えずじまいだったが、それでもムギコは満足げであった。

スミセイキッズフォーラムさんのパンフレットを嬉しそうに抱きしめて帰りました(笑)
20250223
「もっと!あそびうたフェスティバル」。


前回の武蔵野文化会館公演の興奮も冷めやらぬうちに再びキッズプランナーさんの舞台を観るチャンスがやってきた。
今回は品川で開催される「もっと!あそびうたフェスティバル」。
前回と違い沢山の団体が出演するイベントだ。
都心への遠征は久しぶりだが、前回の遠出?で自信がついたムギコは朝からノリノリだ。
今回も若井さんには連絡していないらしく、
「若井さん来てるかな?今日は会えると思う?」
と聞いてくるが、そんなこと私に言われても困る。
我々2人ともに「荏原中延」という最寄り駅の読み方すらわからず、どうなることかと思ったが、なんとかたどり着いた。
初めて降りる駅はなんだかワクワクする。
都心部とは思えないほどローカルで短い駅前を過ぎるとすぐに住宅街だ。
ものの5分で会場の荏原文化センターに着いた。今回もたくさんの家族連れが来場しており、少子化が別世界のことのようだ。
入口で入場料を払いパンフレットを受け取っていると長机の向こうから誰かが走り寄ってきた。肩を叩かれ驚くムギコ
「!!!」
なんとたまたま受付付近にいた若井さんが我々に気付いてくれたのだ。
慌ててしどろもどろに挨拶をするムギコであったが、とても嬉しそうである。
開演時間が迫り2人ともお互いにワタワタしながら手を振って別れた。
座席は階段通路を挟んでの横並び3席に座ることにした。娘が体を動かすシーンでは階段通路部分で参加できる。
ステージは団体、個人合わせて8組の出演だ。
メインターゲットは未就学児童のようだが、知的障害を持つ我が娘(小3)は最初から全力で楽しんでいる。
2番手で登場した我らがキッズプランナーは前回の謎解きの短縮バージョンだ。記憶力と思考力に問題が出始めている私とムギコは、前回観たはずのクイズの答えが思い出せない。
娘は楽しかった記憶が蘇ったのかボルテージを一段階上げて楽しんでいた。
その後のステージも子どもだけでなく大人にも見応えのある素晴らしい演目が続く。
面白いと思ったのは、ステージ中に他グループの演者がちょいちょい入ってきてコラボレーションしており、出演者同士が仲良しなのがよくわかる。
それぞれ個性的なステージだが、子どもを楽しませようとするベクトルが同じで、演者自身が楽しんでいる空気が会場全体を楽しい雰囲気にしていると感じた。
司会者が会場の来場者に年齢を尋ねていたが、2歳から12歳くらいまで意外と幅広い年齢の子どもたちがきており、2回目、3回目のリピーターもかなりの人数であったようだ。
このイベント、実は「あそびうたフェスティバル」として過去10回開催され、10回目を最終回として一度完結したらしい。
その後、是非続けてほしいという要望の声を受け、「もっと!あそびうたフェスティバル」と改名して今回の開催に至ったというが、本当は自分たちが楽しいから再開したのではないか。
そんなどうでもいい疑念がムクムクと湧き上がる。
毎回開催場所が変わるらしいので次回はどこで開催されるか不明だが、きっと今回同様楽しい舞台になるに違いない。
キッズプランナーさんはこうしたステージイベントのほかにも、子どもたちが楽しく遊びながら学べるコンテンツを数多くリリースしている。
本能的に相手の邪心を察知し、まるで野良猫のように警戒する超人見知りなムギコすら夢中になってしまう若井さんの魅力は、外見だけでなく内面から滲み出てくるものだ。
そしてそんな若井さんの周りにはやはり魅力的な人物が結集し、素晴らしい作品を作り出す。
その作品に触れた子どもたちはきっと邪心のない素直で魅力的な人間に育ち、大人の心もゆたかにするに違いない。
自宅に帰り無邪気に「ニコちゃんのタップ絵本」で遊ぶ娘、その様子をニコニコと眺めるムギコをみてそう確信するのだった。
名称 | KIDSPLANNER( キッズプランナー ) |
活動地域 | 全国(事務所は神奈川と大阪にアリ) |
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