共生共創事業 サルサガムテープLIVE2020

ある日、SNSを何気なくチェックしていると、サルサガムテープのワンマンライブが告知されていました。
場所はみなとみらい21地区県民共済みらいホール。
前にドリームエナジープロジェクト主催の「21番目の素敵な出逢い」を観に行った場所です。


素晴らしいステージを思い出しながら、チラシを隅々まで見ていると、賛同参加アーディストになんとNPO法人ドリームエナジープロジェクトの文字がありました。
なんということでしょう。

NPO法人ハイテンションのイベントにNPO法人ドリプロが名を連ねているのです。
例えて言うなら、マクドナルドのメニューにケンタッキーフライドチキンを見つけたような意外性?、、、ちょっと違うな。
しらす干しのパックにちっちゃいカニが入っていた感じ?、、全然違うな。
動物園に行ったらライオンがオリの外にいた感じ?、、怖すぎ。全然違うし。

まあ、とにかく勝手にビックリしたのです。

しがないサラリーマンの私は、当日まで仕事の段取りがつけられず、9割方参加できないはずでした。
当日朝、半ば諦めていた時に本業の職場である作業現場から無事作業完了の報告がありました。
「これ、横浜いけるんじゃね?」
慌ててチケット窓口を確認。
電話受付10:00〜
後1時間以上ある。
前売り券は残少とだいぶ前に告知されていました。
インターネット予約はいくら探しても見つかりません。
「くそぅ!売り切れか!」
ようやく10:00になり窓口に電話をかけるも、(只今、電話が大変混み合っております。誠に申し訳ありませんが、またお掛け直し下さい・・・)無情な音声案内がスマホのスピーカーから聞こえる。
十数回目で、やっと繋がり当日券の有無の確認と予約をお願いしようとしましたが、
「若干空席があるようですが、当日券は予約できません。開演前に現地で購入してください。」
との事。
一か八か行ってみよう。
ダメなら中華街で豚マン食べて、みなとみらい観光でもすればいいや。
ドタバタの中県民共済みらいホールにたどり着くと、受付カウンターには「当日券完売」の文字。ガビーン(古っ)
想定していたとはいえ、涙が出てきそうでした。窓の外のランドマークタワーが滲んで見えます。とても中華街で豚マン食べる気にはなりません。
「キャンセル待ちしますか?」受付の方が指さす先には2、3人の人が並んでいます。
「も、もちろん!オフコース!」
こんな救済システムがあったのか。
ドキドキしながら、開演時間を待っているとしっかり前売り券を購入した方々は私たちを尻目に次々と中に入って行きます。
「キャンセル待ちの方〜。どうぞ〜!」
ラッキー!キャンセル待ち成功!
スキップしながら中に入ると、何人かの友人達と会うことができ、更にテンションUP!


いよいよ開演です。ステージが暗転し、
ニューアルバムの歌詞カード中に入っているコミカルなショートストーリーがナレーションで流れます。

緞帳が上がると始まりました!いつもの圧巻のパフォーマンス。いや、ニューアルバムリリース記念のライブはメンバーの気合の入り方がいつも以上に感じます。

ライブも半ばに差し掛かったころ、不思議なリズムが聞こえてきました。
本能にシンクロする鼓動のようなリズム。
アフリカの民族楽器ジャンベの音色。
「ホンキートンク」登場です。

横須賀を拠点に活動をしている知的障がいをもつ方々と保護者達で結成されたグループです。満面の笑みでリズムに乗って踊るお母様達は通路で客席を大いに盛り上げてくれます。
大ホールの椅子席なのでオールスタンディングのライブのようなステージとの一体感が若干薄れていた会場を計らずも見事に融合させてくれました!
ライブ後半の会場は結局オールスタンディング状態に!


名曲オンパレードのライブもラスト。
大ホールの広いステージ上には、サルサガムテープとドリプロスクールの仲間たち、ホンキートンクのメンバーが上がり、”ワンダフル世界”そしてアンコール曲”雨上がりの夜空に”の大合唱。
鳥肌立ちっぱなしのライブは感動的でした。

会場を出て、いつものメンバーに挨拶したり記念写真を撮っていると、ドリプロ代表の内海さんと久しぶりにお会いすることもできました。
立ち上げたばかりのCOMUGICOにとても親切に対応してくださり、素晴らしい未来を見せてくれた恩人です。

ドリーム エナジー プロジェクトは知的ハンディのある若者の社会参加を支援します

音楽のジャンルや方向性なんて、大した違いじゃないこと。お互いを認めあい受け入れて世の中をみんなでブラッシュアップしていく。
ハイテンションやドリプロ、ホンキートンクにとってこのコラボレーションは全然意外なことなどでは無く、より良い未来にとってはむしろ必然なのかもしれません。

スペシャルニーズのある子どもの為の情報サイトCOMUGICOの意義の一つに支援する方々相互の連携に役立てて欲しいという思いがあります。
それなのに最初この組み合わせを意外と感じた私は、まだまだ固定観念に囚われた未熟者だということを改めて認識したのです。

精進しなければ、、、。

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