障がいのあるお子さんのレッスン
支援を必要とするお子さんへのレッスンのきっかけ
私が支援を必要とするお子さんを積極的に受け入れるピアノ教室を始めようと思ったのは、息子の習い事がきっかけでした。
息子は当時5歳、自閉症と知的障がいの診断がありつつも、何か習い事をさせたくなる年齢でした。
「つて」を辿って見つけた先生に自閉症について伝えたところ、門前払いを受けたのです。
私はびっくりしました。息子のことを見てもいないのです。
当時の私は、自閉症に対する知識経験は息子を通してのみでしたが、こんな思いは親御さんにも本人にもさせたくないと強く感じました。そこがきっかけです。
障がいとひと言でいっても、その症状は様々です。
しかし身体の不自由においても、発達障がいのような「心がどうの」と呼ばれるようなものだったとしても、両者はとても似ています。
脳はからだの動きと心を一つのものとして扱っているからです。
身体に不自由さがあると、自閉症のような特性を持っていたりしますし、ADHDがあるとからだの不器用さが合ったりします。
からだとこころ両方に何らかの課題を持っている場合がほとんどです。
ですので、当教室は障がいと呼ばれる診断がある全てのお子さんを受け入れることができます。
もちろん診断グレーのお子さんも同様です。
特別な支援を必要とするお子さんとのレッスン実績は下記です。
▶ 発達障がい(ADHD、自閉症、知的障がい、HSC、不器用障がい等)
▶ ダウン症
▶ プラダーウィリー症候群
▶ 脳性麻痺
▶ 場面緘黙症
生徒さんの3分の1ほどが障がいを持つお子さんです。
レッスンは、3歳以上のお子さんを対象とします。
体験レッスンはお子さんを観察し、私がお子さんから観察される時間です。
ピアノを弾く、というところまで辿り着かないこともとても多いです。
まずはお子さんと遊び、今やっていることに共感し信頼関係を築いていくところから始めます。
レッスン後にお話しする時間をとり、頻度や見解について個別のご要望やご相談に応じます。
指導とは、その演奏を成し遂げるための『新しい選択肢』を提示するもの、決して『理想』は押し付けません。
金沢紗智(かなざわさち)3歳よりピアノを始める。
高校在学時に日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。
東京音楽大学ピアノ科卒業。一般企業に就職。
音大卒でありながら社会保険労務士資格を取得するというユニークな経歴をもつ。
企業人事部、社労士の開業を経てピアノ教室を始める。(現在はピアノ教室に専念)
長男の自閉症の診断を機に、感覚の感じ方に着目して子供の発達を促す「感覚統合」の他、「ジェレミークラウス」「シュタイナー教育」等を学ぶ。
2012年に左手のジストニアを患ったことを機に、脳の可塑性を利用したメソッド「フェルデンクライス」を学び、劇的に体が動くようになったことに魅了される。
フェルデンクライスメソッド指導者養成コースに参加。
子供の発達に特化した「ジェレミークラウスアプローチ」指導者養成コースに参加。
上記の学びを生かし、身体感覚を軸に脳科学に基づいたアプローチによる演奏および指導を行なっている。
さちピアノ教室主宰。
名称 | さちピアノ教室 |
所在地 | 埼玉県行田市須加(主に行田市、羽生市、鴻巣市、千代田町、熊谷市、明和町等から生徒さんがいらしています。) |
対象 | 3歳以上 |
WEB | 公式サイト |
@ naoki20110104 | |
@ sachi052954 | |
YouTube | さちピアノ教室 |
YouTube | さちの演奏チャンネル |