愛と平和の音楽祭(日比谷公園 野外音楽堂)

バリアフリーアーティストと多くの市民・企業の参加、そこに著名アーティストがコラボレーションし「クロスオーバー」を通じて、楽しみや喜び、夢や感動を垣根を越えて分かち合うことで、愛と平和を伝える場を目的としているのが「愛と平和の音楽祭」です。

2019/10/5(土) このイベントに参加してきました。
10月とは思えない暑さの中、私鉄・地下鉄を乗り継ぎ、「霞ヶ関」で下車。最寄りの出口を上がると東京のど真ん中に緑のオアシスがあります。
“日比谷公園 野外音楽堂”
高校の時はこの近所の霞ヶ関ビルでバイトをしていて、通学路線でもあったのでよく近くを通っていました。バンド少年だった私はロックの聖地である事は知っていたし、野外ならではの「タダ聞き」をたまにしていましたが、正直なところチケットを買って中に入るのは初めてです。
色々なミュージシャンが特定のテーマの元に入れ替わり立ち代わりステージに登場する、音楽祭やフェスというものを見るのも初です。

この音楽祭は2dayで開催され、私達家族の目的は初日の2番目”サルサガムテープ”です。
残暑厳しいとはいえ、10月の夕方です。都会のオアシス日比谷公園の野音はさぞかし、沢山のお客がいるかと思いきや割と空いています。
しめしめと最前の席を陣取り、サルサガムテープの出番を待ちます。少し向こうから仲良くなったメンバーのお母様達が手を振ってくれて、我が家のテンションも益々上がってきました。

ステージ上の司会はセイン・カミュさんと元・いいとも青年隊の岸田健作さんです。
セインの小顔っぷりと岸田健作さんのいいとも時代からの変わらない若さに少し驚きながら、「ここでキャロルがボヤ騒ぎを起こしたんだよね」「ここでキャンディーズが普通の女の子に戻ったし、尾崎 豊が足の骨折っちゃったりしたんだよなぁ」「アンジーの”木偶の坊”のライブ音源も野音だったっけ。また聴きたいなぁ」などと妻に話しかけてみたものの、「へーそーなんだー」と全く興味ない様子。築100年近い”野音”の歴史に一人感慨に耽っていると、いよいよサルサガムテープの出番です!

いつものメンバーが次々と登場し、こちらに手を振ってくれます。
いつもどおりのゴキゲンなナンバーを娘と共にノリノリで楽しみました!
楽しい時間を過ごしたのは間違いないのですが、少し残念だったのはスタートが夕方だったのでサルサガムテープが終了すると帰路につかなければならない時間だったのです。

大好きな曲の入った映画のサントラ盤やオムニバスレコードの中で、たまたま出会った曲が大好きになったり、そのミュージシャンのファンになったりすることがあります。
音楽祭やフェスにはきっとそんなサプライズを予感させるワクワク感があるんだろうなと思いながら、無料のサテライトステージも見ずに後ろ髪を引かれつつ、汗ダクの娘をお風呂に入れるべく帰路についたのです。

オリンピック・パラリンピックの精神に則り「心のバリアフリー」を目的にしたクロスオーバーに挑戦したイベントとのことでしたが、イベントの極一部しか体験できなくて残念でした。オリンピック・パラリンピックが終わっても「心のバリアフリー」が浸透していることを願うばかりです。

主催愛と平和の音楽祭 実行委員会
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