発電体験ツアーへ。そして芸術を感じる。

みなさん、こんにちはTAKです。
この日が来るのを1カ月あまり待ちに待っていました。
今まで足を踏み入れたことのない街。厚木。
厚木といえば基地ぐらいの知識しかなかった私達家族が何故こんなにもこの日が楽しみだったかと言うと、NPOハイテンションのほぼ月1イベント「発電体験ツアー」の日だったからにほかなりません。
以前の記事で「サルサガムテープ」をご紹介しましたが、その本拠地でアジトがNPOハイテンションなのです!
よく利用する小田急線ですが、初めて降りる「本厚木駅」
「都内より少し暑いね!」と言う妻。「アツギだからねー」と返事をする私。
駅の中に大好きな雑貨屋さんを見つけてテンション上がる妻。電車大好きな娘は電車に乗った段階で大はしゃぎ。基本的に行動半径が1.5km程度の我が家は若干旅行気分です。
駅から5分のハイテンションに少し迷いながらも無事到着。
意外にも普通の建物の1階にハイテンションはありました。
アンパンマンにでてくるバイキンハウスをイメージしていた私は危うく素通りしてしまうところでした。
「こんにちわ〜」
開口部が大きく明るい建物のドアを開けると、「いらっしゃーい」と明るい返事があり、中へ迎え入れてもらいました。
数人の利用者の方とスタッフの方々が居りました。
意外と普通?、、、じゃない!騙されるとこだった!
入口に貼られたサルサガムテープの新聞記事や特集記事の切り抜き。部屋の奥から圧倒的な視線を送るキヨシロウ。
怯んだ私に「どうぞ〜」とスリッパを出してくれたスタッフの人は!!サルサガムテープのボーカルの方!狼狽える私。よく見れば、先日のライブで素晴らしいパフォーマンスで私達のハートを鷲掴みにして根こそぎ持っていったサルサガムテープのメンバーがその部屋のあちこちに!
意外な展開の連続に取り乱し気味で「は、発電体験ツアーに来ました!」とうわずった声で敵じゃないアピールをするのが精一杯でした。
無邪気な娘は「あっあー!」と部屋の奥にあるお菓子の家にまっしぐらに走って行きました。

次々と見覚えのあるメンバーが集まり、「そろそろ行きますよ〜」と移動を開始。
交通量の少ない住宅街を5〜6分移動したでしょうか。
ライブハウス「サンダースネイク」到着。

さっきまでの明るい外の空気が一転、ちょっとダークな雰囲気にびびる娘。
ひきつった顔でわめく娘をなだめていると、サルサガムテープのリーダーかしわ哲さん登場!
「最初は怖いかもねー。音も大きいから、楽屋で徐々に慣れてから出ておいでよ。下は狭いからステージの上でもいーよ。」
優しい言葉をかけていただき、ステージ裏の楽屋にてセッション開始を待つ我が家。

やがてガムテープドラムのリズムに合わせて、聞き慣れたサックスのメロディー。
娘の目がパッと見開き、音の方に手を伸ばしました。
そう、いつも自宅のiPadに向かいノリノリで踊っているあの曲。「JUMP」です!

もう、いてもたってもいられない娘は「あー!」と叫びながら音の方へ行けと抱っこしている私に指示をしてきました。
楽屋からステージの上に出ると、サルサガムテープのメンバーが、広くはないライブハウスのフロアで大迫力の演奏を繰り広げています。
前回の参加を覚えてくれていたメンバーが、手を振ってくれています。
ノリノリのロックナンバーを数曲堪能した後は、休憩タイムにフロアへ移動し、その後はまさにサルサガムテープのロックン・ロールにまみれるひと時。家族全員汗ダクで楽しみました!

ハイテンションに戻る途中で「ロウテンション」の見学をすることができました。ここはNPOハイテンションのアトリエです。

代表のかしわ哲さんが作品を一つ一つ紹介してくれました。他の見学の方もおり、スペース的にも、娘の機嫌的にもここは妻に譲り外で待機が賢明と判断し外で待つことに。
ロウテンションは怪しいアジト感満点です。
制作者が感性をむき出しにしたような作品がガラス窓越しにも存在感を放っています。
アトリエ前に駐車してる法人カーの日本財団マークすら芸術的に見えてくる始末。
かしわ哲さんの魔術にかかったようです。

ロウテンションの床!

手前の作品、妻がとても気に入ったようです

ロウテンションの天井!!

素晴らしい作品が沢山!!宝庫です。

妻は少し涙目になって出てきました。周りから感動ババアと呼ばれている妻は、作品全てに感動したようです。
デイサービス ハイテンションに戻り、かしわ哲さんと話しができる時間を頂きました。
沢山聞きたいことがあったはずなのに、ただただサルサガムテープが大好きになって、どんなにステキなバンドなのかを、本人に説明するという訳のわからない私の話しを、かしわ哲さんは頷きながら聞いてくれました。
次はレジュメを作っていくことにしよう。
そうしよう。

ハイテンションがにわかに忙しくなり始めました。「そろそろ放課後デイの子達が来るんですよ」
サルサガムテープのボーカル(男性・長身・イケメン)がエプロンを着けてニコニコしながら食事の支度をしています。
「これがギャップ萌えってヤツか、、いや、これこそロックン・ロール!」
ロックバンドのボーカルといえば、不機嫌そうに遠くを見てるか、カメラのレンズを威嚇しているか、両手を下45度で広げて空を見上げているイメージ。

自分の概念をことごとく打ち砕かれた私は、草原で仰向けになり「おまえのパンチなかなか効いたぜ」的な清々しい敗北感。
子供達が続々と放課後デイサービスにやってきました。入ってくるなりドラムセットを叩き始める子や我が家の娘に話しかけてくれる子達、みんな楽しそう!まだまだこの空間に留まっていたい自分がいました。ハイテンションの魔術にかかったようです。
後ろ髪を引かれながら、ハイテンションを後にしました。
「厚木に引っ越ししたいねー」「いい街だよねー」そんな会話を妻としながら、「ハイテンションを立ち上げる時、普通の住宅街に作りたかったんだ。」というかしわ哲さんの言葉を思い出しました。
障がい者施設をあえて”普通の住宅街”につくり、生活圏を健常者と共にする。
これは真の共生社会を築く上で絶対必要条件であると同時に、ものすごく勇気がいることです。楽じゃありません。
“志しと行動力”これがハイテンション魔術のみなもとのようです。
COMUGICO に素晴らしい目標ができた一日となりました。
ハイテンションの皆様、サルサガムテープの皆様ありがとうございました。
勝手に目標にさせて頂きます!

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